Association for Early Japanese Socialism Studies
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  活動記録
*   12月例会のお知らせ*
10月7日の大杉栄・伊藤野枝・橘宗一没後100年の集会を踏まえて、以下のように12月例会を開催します。
ご参加をよろしくお願いいたします。

テーマ:関東大震災100年、一連の虐殺事件追悼、研究、顕彰事業を振り返る―とくに大杉・野枝をめぐって

日時:12月16日(土) 午後2時~5時
会場: 明治大学研究棟2階 第8会議室 (駿河台・リバティタワーから入れます)

報告:① 大和田茂 「記念イベント総観とその特徴」
   ② 田中ひかる 「伊藤野枝評価の新展開」
  ③ 山泉進 「国家犯罪として考える」

*いずれも仮題、1人、30分の報告。その後フリートークで討論
            
*   『初期社会主義研究』第32号 原稿募集*
特集原稿、自由投稿、書評など、以下のように募集します。(会員限定)

1 特集
① 「非戦」は有効か 平民社120年を迎えて
②伊藤野枝と現代(仮題)

2 原稿締め切り・発行予定
原稿締め切り:2024年1月31日必着(早めの提出は歓迎です)
発行予定:2024年4月

3 字数・枚数
論文・資料紹介:12000字~16000字(30~40枚)
エッセイ:4000字(10枚)くらいまで
*書式は、バックナンバーを参考にしてください。 注は、必ず論文等の終わり(後注)にまとめて入れてください。

4 自由テーマの投稿も歓迎します。字数は、2、3に準じます。

5 原稿送付先と、査読について
編集委員会で、複数で査読いたします。お手数ですが、紙原稿で2部を事務所にお送りください。
ひと月後に採否をお知らせし、採用の場合は、電子データをお送りいただきます。手書きも可。
評価は、〈無条件掲載〉 〈加筆のうえ掲載〉 〈掲載せず〉の三段階です。

送付先:101-0051 東京都千代田区神田神保町1-28 近藤ビル    
『初期社会主義研究』第32号編集委員会

6 その他
*ご投稿予定の方は、テーマ、予定字数など、事前に下記にお知らせくださると助かります。問い合わせも同様。
 shokiken2021@yahoo.co.jpまで。

〔編集委員〕山泉進 梅森直之 大和田茂 木村政樹 小正路淑泰 後藤彰信 田中ひかる 林 彰 山中千春
*   大杉栄・伊藤野枝・橘宗一虐殺100年―国家犯罪の検証【*終了しました】


(クリックで拡大します)
【集会趣旨】

関東大震災後の戒厳事態のなかで大杉栄・伊藤野枝・橘宗一は虐殺された。100年後のいま、
この虐殺はあらためて「国家犯罪」として検証、糾弾されなければならない。「国家犯罪」を
「国家によって正当化された複合的・構造的犯罪」と捉えるならば、大杉栄らの虐殺は、流言
による「朝鮮人・中国人虐殺」や「亀戸事件」における平沢計七らの活動家の虐殺などと同じ
性質のものであった。「戒厳」「憲兵」「軍法会議」「流言蜚語」などを手懸りにして、非常
事態のなかでの虐殺の真実を検証し、糾弾の対象と救済の方法を見つけ出していきたい。

日時:2023年10月7日(土)午後2時から5時(開場1時30分)
会場:明治大学リバティタワー11階 1114教室(変更しました) 

登壇者:
大杉栄・伊藤野枝・橘宗一殺害の謎 手塚登士雄
「甘粕裁判」の謎 山泉  進
亀戸事件の謎―大杉ら虐殺事件との関連から 大和田 茂

司会者:田中ひかる・木村政樹
参加費:500円

主催:初期社会主義研究会 『大杉栄資料集成』(ぱる出版)編集委員会

*会場アクセス:JR・地下鉄「御茶ノ水駅」下車徒歩約3分
           地下鉄「新御茶ノ水駅」/「神保町駅」下車徒歩約5分
  *連絡先:shokiken2021@yahoo.co.jp
*オンライン配信はありません
            
*   7月例会のお知らせ【*終了しました】
テーマ:『初期社会主義研究』31号の合評(フリートーキング)

5月末、『初期社会主義研究』第31号が発刊されました。
つきましては、その合評会をオンラインで、以下のように開催します。
ふるってご参加くださり、感想、批評ををお願いします。
日時:2023年7月9日(日) 午後3時~5時 Zoomオンラインで
司会 未定

原則、会員・執筆者のみの参加とします。
別途、メーリングリストで、ご案内とzoomのURLをお送りします。
メーリス不参の方は、下記にメールしてください。
また会員以外の方で参加希望の場合は、お名前、メールアドレス、所属などを明記のうえ、
下記へ7月2日までお申し込みください。招待URLをお送りします。
shokiken2021@yahoo.co.jp
            
*   『初期社会主義研究』第31号 原稿募集【*終了しました】
特集原稿、自由投稿、書評など、以下のように募集します。(会員限定)

1 特集 <1 関東大震災100年-暴力と社会変革> <2 新しいアナーキズム>*〔編集委員〕の下にある「特集の趣旨文」をご参照ください。

2 原稿締め切り・発行予定
原稿締め切り:2022年11月30日必着 (早めの提出は歓迎です)
   発行予定:2023年3月

3 字数・枚数
論文・資料紹介  12000字~16000字(30~40枚)
エッセイ     4000字(10枚)くらいまで
*書式は、バックナンバーを参考にしてください。注は、必ず論文等の終わり(後注)にまとめて入れてください。

4 自由テーマの投稿も歓迎します。字数ほかは、3に準じます。

5 原稿送付先と査読について
編集委員会において複数で査読いたします。お手数ですが、紙原稿で2部を事務所にお送りください。ひと月後に評価と採否をお知らせし、採用の場合は、電子データをお送りいただきます。手書きも可。
評価は、〈無条件掲載〉 〈加筆のうえ掲載〉 〈掲載せず〉の三段階です。
  送付先  101-0051 東京都千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階
        『初期社会主義研究』第31号編集委員会

6 執筆分担金について
  執筆ページ数に応じて、ご負担いただいています。応分の冊数を差し上げます。(書評、新刊紹介、コラム等は除外) 詳しくはお問い合わせください。

*ご投稿予定の方は、ジャンル、テーマ、予定字数など、事前に下記にお知らせくださると助かります。問い合わせも同様。
shokiken2021@yahoo.co.jp」まで。

〔編集委員〕 山泉進 梅森直之 大和田茂 木村政樹 小正路淑泰 後藤彰信 田中ひかる 林 彰 山中千春

特集の趣旨文

特集1 関東大震災100年 ― 暴力と社会変革
 2023年は、関東大震災から100年にあたる。これを期にして「初期社会主義」の視点から「関東大震災」が社会・文化運動に及ぼした影響について考えてみたい。
1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模トラフ巨大地震が南関東を直撃した。震源地は山梨県東部、神奈川県西部、あるいは相模湾ともいわれる。規模を表すマグニチュードは最大8.3、東京市では震度6とされるが当時7以上の強さは測定されていなかった。静岡県熱海では12メートルの津波が襲った。死者・行方不明者は浦西和彦著『文化運動年表(明治・大正編)』(2015)には、142,807人、全壊焼失575,394戸と記されている。
 折しも、震災の1週間前、総理大臣・加藤友三郎が死去、内田康哉が臨時総理大臣に就任するも26日内閣総辞職、漸く震災の翌日に山本権兵衛(第2次)が成立した。山本はまず京浜地区に戒厳令を公布、3日には東京府・神奈川県、4日には埼玉、千葉県に拡大した(11月16日まで継続)。2日からは「朝鮮人暴動の流言ひろがり、市民の自警団による朝鮮人虐殺はじまる」(浦西著)。3日から4日かけて平沢計七・川合義虎が亀戸署に連行され、習志野騎兵13連隊により殺害される(亀戸事件)。また、3日には朴烈・金子文子が「保護」の名目で世田谷警察署に検束された(後に大逆罪で死刑判決)。7日治安維持のための緊急勅令と30日間の支払猶予令が公布された。16日大杉栄・伊藤野枝、甥の橘宗一が東京憲兵隊本部に連行、20日には本部の古井戸から遺体が発見された。これらが震災直後の一連の出来事である。
 いま思いつく個別テーマとしては、①大杉栄らの虐殺とその後のアナキズム運動、②第一次共産党事件で入獄中の堺利彦らの動向、③労働運動の動向、④「種蒔く人」同人たちの動向、⑤石川三四郎と「エリゼ・ルクリュ文庫」の焼失、などがある。さらにテーマを拡げれば、⑥民衆暴力と相互扶助、⑦流言蜚語と民族差別、⑧大災害と文学、⑨文化財の焼失と文化研究、等々が考えられる。
(山泉進)

特集2 新しいアナーキズム
1990年代から今日までの間に、革命後ではなく「いま・ここで」支配のない状態を実現しようとする「新しいアナーキスト」「新しいアナーキズム」が現れた、といわれている。
 「新しいアナーキズム」においては、女性、性的マイノリティなど多様な人びとの権利、あるいはラディカルなエコロジーが追求され、「個人」とその「生き方」における「支配のない状態」に焦点を当てる傾向が強いように思える。
 これは、初期社会主義の時代における、労働者や階級に焦点を置き、革命を通じて「国家なき社会」を実現しようとする「無政府主義」と全く異なるように思える。だが、果たしてそうだろうか。
たとえば今日でも、100年以上前の大杉栄の言葉や伊藤野枝の生き方が強烈な印象を人びとに与えている。これは、「新しい」要素が大杉や伊藤の言葉あるいは生き方に見いだされているからではないだろうか。
  たしかに、ロシア革命以降、社会主義国家が生まれ、資本主義諸国では1945年以降に福祉国家が形成されていくことで、「国家なき社会」を理想としていたアナーキズムは説得力を失ったかに見えた。
  しかしながら、社会主義国家と福祉国家が崩壊し、政府によって強力に推進される新自由主義政策を通じて公共部門の民営化が進展する中で、人びとは、国家と資本主義の「支配」を、これまで以上に強く感じるようになっているのではないだろうか。
 実際、過去30年間で世界各地の社会運動が、水平的ネットワークと脱中央集権的あるいは直接民主主義を導入し、アナーキズム的な特徴を持つようになった。そして、そのような運動の中から、「新しいアナーキスト」たちが現れた。これは新たな世代が担う社会変革運動において「支配のない状態」が理想とされている一つの兆候ではないか。
 こういった動向の中で、過去のアナーキズムに「新しい」要素が見いだされるようになっている。今日、少なからぬ人びとが、大杉栄など、100年以上前のアナーキズムに「新しい」要素を見いだしているのは、その一例ではないだろうか。
 他方、「古い」アナーキズムは、いまやなんの価値も持たなくなっているのか、という疑問も浮かぶ。アナーキズムから影響を受けた労働運動であるサンディカリズムはどうか。サンディカリストたちは、ゼネストを通じた社会革命によって実現される、労働者の自治を通じた国家なき社会を構想した。
 たしかに今日では、全世界で労働運動は力を失ってきている。しかし、サンディカリストたちの構想は、アメリカやヨーロッパなどの労働運動の一部に、その影響を見ることができる。また、国家の経済が破綻した際、労働者が職場を占拠して自主管理するという事例は、21世紀に入っても多数見られる。サンディカリズムは本当に「古い」のか。
 「古い」と呼ばれるアナーキズムの最たるものとして「革命」がある。しかし、「革命」は本当に「古い」のだろうか。たとえば、1994年、メキシコのチアパス州で蜂起し、現在でも自治的領域を占拠し続けているサパティスタ民族解放軍は、グローバル・ジャスティス運動に加わった多くのアナーキストたちに強い影響を与えてきた。そして、2012年以降、「革命」を通じてシリア北部に創り出された国家のない自治的領域「ロジャヴァ」もまた、「新しい」アナーキストたちに少なからぬ影響を与えているのである。
 本特集では、以上のように現在の「新しい」視点から、歴史上の「古い」アナーキズムに向き合うことで、どのような新たな事実を捉えていくことができるのか、という問題を提起する。
(田中ひかる)

*   8月例会のお知らせ【*終了しました】
テーマ:初期社会主義研究会2022年8月例会=「社会主義と文学」について考える――木村政樹著『革命的知識人の群像』と大和田茂著『日本近代文学の潜流』をめぐって

会員が最近出版した単著2冊をめぐって、書評会を開催します。
 日時:8月19日(金) 午後2時~4時 Zoomオンラインで

【例会プログラム】
・木村政樹/大和田茂 著者同士による相互批評
・田中ひかる  コメンテーターから
・木村政樹  著者による応答   ・大和田茂  著者による応答
・全体での議論
司会 後藤彰信

*二著について
木村政樹著『革命的知識人の群像―近代日本の文芸批評と社会主義』(青土社2月刊 2800円+税)
大和田茂著『日本近代文学の潜流』(論創社6月刊 5000円+税)             
*   6月例会のお知らせ【*終了しました】
4月、『初期社会主義研究』第30記念号が発刊されました。
つきましては、今回、その合評会をオンラインで開催します。
原則、会員のみの参加といたします。参加希望者は、下記の研究会アドレスへ6月1日までにお申し込みしください。(会員以外の方で参加希望の場合は、お名前、メールアドレス、所属などを明記のうえ、下記へ6月1日までお申し込みください。2日までに招待URLをお送りします。)
shokiken2021@yahoo.co.jp

 日時  2022年6月4日(土) 午後2時~4時 zoomによるオンライン開催。
テーマ 『初期社会主義研究』第30記念号合評会(フリートーキング)        
司会 木村政樹さん     
*   12月例会のお知らせ【*終了しました】
会員の田中ひかるさんの編で、『アナキズムを読む』(皓星社)という本が出版されました。 60冊に近い文献をめぐるブックガイドとエッセイで構成。10名の本会会員も執筆しています。
つきましては、本書をめぐる書評の例会を、オンラインで開催します。
原則、会員のみの参加といたします。参加希望者は、下記の研究会アドレスへ12月9日までにお申し込みしください。
shokiken2021@yahoo.co.jp

 日時  12月12日(日) 午後2時~4時 zoomによるオンライン開催。
テーマ 田中ひかる編『アナキズムを読む』を読む    
報告者 木村政樹さん 後藤彰信さん     

本書の内容については、以下のリンクをご参照ください。
皓星社ホームページ https://www.libro-koseisha.co.jp/anarchism/9784774407524/
*   『初期社会主義研究』第30号 原稿募集【*終了しました】
特集原稿、自由投稿、書評など、以下のように募集します。(原則として会員限定)

1 特集タイトル 「社会主義200年」に関して(詳細は、募集要項の一番下にある「7」を参照してください。)


≪対象項目例≫
ユートピア社会主義 マルクス・エンゲルス アナキズム(バクーニン、クロポトキン) 修正主義 レーニン・ロシア革命 毛沢東・中国革命 アメリカ社会主義 共産主義 現代社会主義 等々
*これらに関わらず、「社会主義」をテーマにしたものなら、どんなものでもでもけっこうです。

2 原稿締め切り・発行予定

原稿締め切り:2021年10月31日必着
発行予定:2022年3月

3 字数・枚数

論文・資料紹介  12000字~16000字(30~40枚)
エッセイ     4000字(10枚)くらいまで
*書式は、バックナンバーを参考にしてください。注は、後注にしてください。

4 自由テーマの投稿も歓迎します。字数ほかは、「3」に準じます。

5 原稿送付、査読と送付先

編集委員会で、複数で査読いたします。お手数ですが、紙原稿で2部を事務所にお送りください。ひと月後に採否をお知らせし、採用の場合は、電子データをお送りいただきます。手書きも可。     

送付先  101-0051 東京都千代田区神田神保町1-28 近藤ビル        
『初期社会主義研究』第30号編集委員会

6 その他

 *ご投稿予定の方は、テーマ、予定字数など、事前に下記にお知らせくださると助かります。問い合わせも同様。
  shokiken2021@yahoo.co.jpまで。

7 特集呼びかけ文

特集「社会主義200年」について―『初期社会主義研究』(第30記念号)―(2021.07.01)

「社会主義」(socialism)の思想は、市民革命と産業革命という二つの革命の中からうまれた。 18世紀後半の市民革命は、個人の「自由」「平等」「博愛」を実現する、自立した市民のための「社会」の実現を目標とした。 その個人の「自由」な経済活動の中から生まれた資本主義は、産業革命という生産の機械化と流通のグローバル化によって「社会問題」を生み出すことになった。 「社会問題」の中心は、牧歌的共同体の破壊によりもたらされた、労働者の貧困と経済格差、自然破壊、そして都市問題と人間疎外であった。
 1820年代の西洋において誕生した「社会主義」という理想は、人間性の回復、平等な社会の実現、自然との調和を核心として、 「ユートピア」思想として主張され、社会実験が試みられた。しかし、19世紀の半ば、「科学的」とされる「社会主義」により、空想的な、実現不可能な、 未熟な「ユートピア」として排除されてきた。他方、科学となった「社会主義」は、道具的理性のもとで「社会主義」の理想を放棄した「共産主義」として純化され、 1917年のロシア革命以後の世界において、一つの地位を築いた。
 誕生から200年、「社会主義」は歴史のなかで、さまざまな変容を遂げてきた。とりわけ、体制変革のための「党独裁制」、経済的平等を実現するための 「計画経済」、この二つは負の遺産として乗り越えなければならない高い壁である。また、付随するナショナリズム、デモクラシー、経済成長、環境破壊、 民族紛争、人間性の回復、等々は「社会主義」が解決を求めてきた人類的課題である。そして、「社会主義」が打倒の対象とした「貧富の格差」と 「自然との共生」という大命題は、緊迫度を増して私たちの目の前に厳然として立ちはだかっている。
 初期社会主義研究会は、1983年の結成以来、日本の明治・大正期の「社会主義」を足場にして、200年間の「社会主義」の経験を検証しようとしてきた。 その間に、ベルリンの壁が崩壊し、ソ連邦が解体され、天安門事件が勃発し、とりわけ日本では「新自由主義」のもとで、「社会主義」研究は、 アカデミズムのなかでも過去の遺物として捨て去られてきた。機関誌『初期社会主義研究』は、100年にこだわって、1901年結成の「社会民主党」、 1903年の「平民社」結成と「非戦論」、1920年の「日本社会主義同盟」の結成を特集し、他方で幸徳秋水、堺利彦、大杉栄等々の人物の検証に取り組んできた。 前号では、「東アジア」へと地域を広げて、コミンテルンと共産党の時代を歴史検証の対象の場としようとした。
 特集「社会主義200年」は、さらに時間と地域を広げて、「社会主義」研究の見落としてきたもの、「社会主義」研究の意味、等々について個人の立場から考えてみたい。
 会員の皆様からのご投稿を期待します。(山泉進)
以上

〔編集委員〕 山泉進(以下、五十音順)梅森直之 大和田茂 木村政樹 小正路淑泰 後藤彰信 白鳥晃司 田中ひかる 林 彰 山中千春
*   研究会のメールアドレスを変更しました。
旧アドレス(shokishaken@gmai.com )は不具合のため、アドレスを変更しました。

新たなアドレスは、shokiken2021@yahoo.co.jp です。

研究会へのお問合せは、こちらのアドレスへお願いします。
*   7月例会のお知らせ【*終了しました】
コロナ禍のため、オンラインで、以下のように例会を開くことになりました。(原則として会員限定です)ふるってご参加ください。


 日時  7月25日(日) 午後3時~5時
テーマ  初期社会主義研究の新たな地平=小正路淑泰著『堺利彦と葉山嘉樹 無産政党の社会運動と文化運動』(論創社刊)をめぐって
報告者   小正路淑泰  大和田茂ほか      
司会 林 彰

*招待URLは、メーリングリストから、近くになってお送りします。
*   5月例会のお知らせ【*終了しました】
コロナ禍のため、オンラインで、以下のように例会を開くことになりました。メーリングリストの会員の方には、すでにお知らせ済みです。メーリングリスト 未登録の方で、ご参加希望の場合は、大和田茂か田中ひかるまでご連絡ください。
(研究会のアドレスが不具合で使用できません)

 5月2日(日)午後3時~5時 Zoomミーティングを使用
 テーマ  『初期社会主義研究』第29号の合評 
(できれば30号の企画についても)

     *フリートーキングで、参加者から自由に、感想をご発言いただきます。また、執筆者は、ご自分の論文等について、コメントもお願いします。
  *原則として、会員限定のミーティングです。
*   【重要】新・メーリングリストについて
メーリングリストを新たに作成しました。会員の方は、メールアドレスを以下にお知らせください。

  shokishaken@gmai.com
*注意* 現在、上記のメールアドレスを使用できません。ご連絡は事務所あてにハガキにてお知らせください。
*   『初期社会主義研究』第29号 原稿募集【*終了しました】
特集原稿、自由投稿、書評など、以下のように募集します。(会員限定)

1 特集タイトル「1920年代東アジア」(仮)
以前、「東アジア」を特集とするご案内をしましたが、上記のようなタイトルとしました。100年前の1920年は、「日本社会主義同盟」が結成された年にあたります。「日本社会主義同盟」については、第20号(2008年2月)で特集を組みましたので、今回は、「ロシア革命」後の「社会主義」をテーマとして取り上げたいと思います。地域的には日本・朝鮮半島・中国が中心になります。そしてテーマとしては、「ロシア革命」後の、3・1独立運動、コミンテルンの創立、5・4運動、というところになろうかと思います。日本においても「共産主義」(ボルシェビズム)の台頭は、「初期社会主義」を解体へと導いていきます。その意味では、「日本社会主義同盟」は、「自由・平等・博愛」を掲げて日露戦争にたいする「非戦論」として運動が開始された「初期社会主義」の行きついた先であり、また解体の始まりということになります。1920年代の東アジアにおける「共産主義」(ボルシェビズム)の台頭、それによって蹴散らかされていく「初期社会主義」の運命、さらには「共産主義」に対抗していく諸思想の形成(たとえば、アジア主義)というようなところを浮き彫りにしていきたいと考えています。

2 特集以外の論文・エッセイ・資料紹介・書評など、これは従来通りです。

3 投稿について
投稿は会員に限ります。投稿者は、紙原稿を二部、下記事務所へお送りください。採用の段階で、電子データを受け取ります。
送付先は、7を参照してください。
 投稿締切 8月30日

4 投稿の学術論文については査読による審査をおこなう。
 査読者2名による掲載判定の審査、判断が分かれる場合は、第三者を加えて再判定する。
A判定(掲載可)、B(書き直しによる再判定)、C(掲載不可)とする。

5 執筆料(分担金)
従来通り1頁あたりの経費を算出し、執筆頁数をかけます。もちろん、分担金に見合う冊数を受取ることになります。執筆依頼者は無料、大学院生等には優遇措置があります。執筆料は、これまでの実績によれば、1ページにつき2000円位です。

6 原稿締切と発行予定
原稿締切  投稿は2020年8月30日 その他は9月30日
発行予定  2020年11月30日

7 原稿の送付先
  投稿等の紙原稿   101-0051 千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階
                      初期社会主義研究会  (電話、FAXなし)

〔編集委員〕 山泉進(以下、五十音順)梅森直之 大和田茂 木村政樹 小正路淑泰 後藤彰信 白鳥晃司 田中ひかる 林 彰 飛矢﨑雅也 山中千春
*   12月例会・忘年会のお知らせ【*終了しました】
日時 12月21日(土)午後3時~5時30分
内容 『初期社会主義研究』第28号合評会(フリートーク)
会場 明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第3会議室(リバティタワーの1階、3階から連絡通路があります)         

終了後、忘年会  

*『初期社会主義研究』第28号をご持参ください。
*   忘年会のお知らせ(会員限定)【*終了しました】
日時:12月25日(火)午後6時集合・開始
会場:居酒屋 蔵や 神保町店
千代田区神田神保町1-16-9 初期社研事務所からすぐのところ
「酔の助」の左の奥隣という感じです。「大和田」で予約
店の関連サイト、地図: https://map.goo.ne.jp/place/13000016934/ 

会費:およそ3500円(飲まない人)~4500円位(飲んだ人)
 *場所不案内の方は、5時50分までに、事務所にお立ち寄りください。

 忘年会シーズンと予約の関係でご出席の方は、12月10日までに以下の会のメールにご連絡ください。
     shokishaken@gmail.com
*   6月例会のお知らせ【*終了しました】
会員の田中ひかる氏編著『社会運動のグローバル・ヒストリー 共鳴する人と思想』(新刊、ミネルヴァ書房)が刊行されたことを受けて、執筆者もお招きしながら以下のとおり、合評会を行います。奮ってご参加ください。

6月例会
日時:6月8日(金)18時~20時
場所:明治大学駿河台キャンパス 研究棟4階第4会議室(リバティタワー1階または3階から連絡通路があります)

テーマ:田中ひかる編著『社会運動のグローバル・ヒストリー 共鳴する人と思想』(新刊、ミネルヴァ書房)を読んで(合評会)
同書の詳しい内容は、 http://www.minervashobo.co.jp/book/b333367.html  でご覧ください。

*   『初期社会主義研究』第28号 原稿募集【*終了しました】
特集原稿、自由投稿、書評など、以下のように募集します。(会員限定)

①特集テーマ 「マイノリティー」
マイノリティーの範疇に入る人々は、さまざまですが、社会主義、社会運動との関係で、各自の問題意識、研究テーマからお書きください。
 論文(16000字以内)、資料紹介(同)、エッセイ(4000字以内)など。
②自由投稿論文、資料紹介は、16000字以内
③本を出された方は、お送りください。書評や紹介をします。

ア、 締め切り  8月31日     刊行予定 11月30日
執筆希望の方は、5月末日までに、ジャンル(論文等)とテーマ、予定枚数を、大和田までお知らせください。
イ、査読あり(原稿の採否は、編集委員会で拝読し、決定します)。
ウ、書式等は、これまでのバックナンバーを参考にしてください。
エ、ページ数に応じて、分担金をお願いしています。支払額に応じた冊数をお渡します。

〔編集委員〕 山泉進(以下、五十音順)梅森直之 大和田茂 木村政樹 小正路淑泰 後藤彰信 白鳥晃司 田中ひかる 林 彰 飛矢﨑雅也 山中千春
*   3月例会のお知らせ【*終了しました】
27号の刊行にあたり、執筆者を交えた合評会と山泉進氏による報告を行います。皆様、奮ってご参加ください。

3月例会
日時:3月3日(土)14時~17時30分
場所:明治大学駿河台キャンパス 研究棟3階第10会議室(リバティタワー1階または3階から連絡通路があります)

テーマ:第一部 『初期社会主義研究』第27号合評会(フリートーキング)
第二部 山泉進氏「ロシア革命と米騒動についての内務省資料について」

終了後、懇親会

*『初期社会主義研究会』27号をご持参ください
*   シンポジウム「アナーキズムからみたロシア革命」開催のお知らせ【*終了しました】


(クリックで拡大します)
ロシア革命百年を迎える今年、上記のシンポジウムを、以下の要領で開催いたします。ふるってご参加ください。

日時:2017年3月4日(土)13時~18時
場所:明治大学和泉キャンパス(第一校舎303教室) 京王線明大前駅下車
参加費 500円(資料代をふくむ・どなたでもご参加ください)

報告者と報告テーマ:
1)森元斎「マフノ運動と現代のアナーキズム」(仮)(著書『具体性の哲学』、『アナキズム入門』)
2)後藤彰信「延島英一とロシア革命 -サンジカリストのロシア革命観-」(仮)(著書『石川三四郎と日本アナーキズム』)
3)山本健三「ロシアの知日アナルコ=サンディカリスト、ニコライ・ペトロフ=パヴロフの手記」(仮)(著書『帝国・<陰謀>・ナショナリズム』)
4)栗原康「大杉栄のロシア革命論と現在」(仮)(著書『村に火をつけ、白痴になれ』、『大杉栄伝』)
5)梅森直之「初期社会主義とロシア革命」(仮)(著書『初期社会主義の地形学』)
6)黒川伊織「ロシア革命と日本共産党の成立」(仮)(著書『帝国に抗する社会運動』)
コメンテーター:山泉進、山中千春
趣旨説明・基調報告・司会:田中ひかる

主催:初期社会主義研究会、科学研究費「世界に向けた情報発信とその影響に関する分析を基盤にした日本アナーキズム史の再構築」(挑戦的萌芽研究、研究代表者:田中ひかる)
共催:関西アナーキズム研究会
http://kansaianarchismstudies.blogspot.jp/
*   『初期社会主義研究』第27号原稿募集
特集「ロシア革命100年」
様々な視点からロシア革命とは何であったのか、論じてください。論文・資料紹介は、16000字(40枚)以内、エッセイは2000~4000字(5~10枚)程度
1、自由テーマの論文、資料紹介、エッセイ 上記の枚数に準じます。
2、締め切り・発行予定日:2017年4月30日締め切り  7月末発行予定
3、送付先:プリントしたものを 2部 研究会事務所に郵送してください。また、電子データある場合は、以下へもお送りください。(パソコンで執筆の方は両者へ)
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-26 近藤ビル 初期社会主義研究会宛
4、採否について:編集委員会で拝読、決定し、ご通知します。書き直していただく場合もあります。採用の場合は、メールにて完成稿データを送っていただきます。
5、編集委員:山泉進 梅森直之 大和田茂 小正路淑泰 後藤彰信 白鳥晃司 田中ひかる 林彰 飛矢﨑雅也 山中千春
*   12月例会・忘年会・シンポジウムのお知らせ【※終了しました】
会員の梅森直之氏の著書『初期社会主義の地形学 大杉栄とその時代』(有志舎)が9月に刊行されたことを受けて、12月例会では梅森氏を囲んで合評会を行います。また、会員のクリスティーヌ・レヴィさんが⒓月に来日なさるため、例会後は忘年会を兼ねて歓迎会をいたします。また、初期社会主義研究会・関西アナーキズム研究会共催で、「アナーキズムからみたロシア革命」(仮)を来年に開催します。みなさま、奮ってご参加ください。

1 12月例会
日時:12月18日(日)14時~17時30分
場所:明治大学駿河台キャンパス 研究棟4階第5会議室

①梅森直之著『初期社会主義の地形学』を読む
コメンテーター  飛矢﨑雅也氏  著者梅森直之氏
②『初期社会主義研究』26号を振り返り、27号への展望と編集を語る

2 クリスティーヌ・レヴィさん歓迎会・忘年会
例会終了後、神保町明大裏「留園」にて。

3 「アナーキズムからみたロシア革命」シンポジウム 
日時:2017年3月4日(土)13時~18時
場所:明治大学和泉キャンパス(予定)

基調報告:田中ひかる
個別報告:森元斎、後藤彰信、栗原康、梅森直之
コメンテーター:山中千春
司会:田中ひかる
*   9月例会のお知らせ【※終了しました】
9月例会を以下のように、開催いたしますので、ご参加よろしくお願いいたします。

9月17日(土)
  午後2時~3時 第一部 『初期社会主義研究』第26号の合評 
3時~6時 第二部 小正路淑泰編著『堺利彦 初期社会主義の思想圏』の合評
              コメンテーター:後藤彰信さん・竹内栄美子さん 

  終了後、懇親会

会場 明治大学駿河台キャンパス 研究棟4階の第3会議室  リバティタワーの裏手
   地下鉄神保町駅から徒歩数分、JR御茶ノ水駅西口から徒歩5分

アクセス
①御茶ノ水駅、神保町方面から
リバティタワーの正面玄関をはいり、エスカレータで3Fまで進んで、右前方にある研究棟への連絡通路を渡ってください。研究棟の4Fに通じています。
②神保町方面から
錦華公園の向かい側に、研究棟への裏口がありますので、階段とエレベーターでお越しください。
③午後1時50分までに、初期社研事務所にいらっしゃれば、ご案内します。

   *研究棟エレベータ前に、会議室の掲示板がありますので、ご参照ください。

明治大学駿河台キャンパス案内はここから
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

*『堺利彦』のご購入は、発行所の論創社にご連絡ください。 本体定価3800円
☎03-3264-5254
  また、アマゾンなどのネット販売の方が、送料無料で、上記より割安の場合があります。
*   大杉栄全集(ぱる出版)完結記念シンポジウムを開催します【*終了しました】


(クリックで拡大します)
シンポジウムを以下のように、開催いたしますので、ご参加よろしくお願いいたします。

日時:7月2日(土)13:00~17:30
場所:明治大学 和泉キャンパス 第一校舎303教室

第一部(13:00~14:50)

「ルイズ その旅立ち」上映会
ゲスト:イメージ・ブレーン代表の千原卓司さん

第二部 記念シンポジウム「大杉栄と現代」(15:00~17:15)

基調報告:梅森直之(早稲田大学教授) 

シンポジスト:栗原康(『村に火をつけ、白痴になれ』著者)
飛矢崎雅也 (『現代に甦る大杉栄』著者)
山中千春 (『佐藤春夫と大逆事件』著者)


司会:田中ひかる(大阪教育大学教授)

第三部 完成記念祝賀会(17:30~19:30)

場所:和泉の社
懇親会費 3500円

問い合わせ先
osugi.kikaku@gmail.com

主催:「大杉栄と現代」企画会議
後援:初期社会主義研究会、ぱる出版
*   7月例会のお知らせ【*終了しました】
7月例会を以下のように、開催いたしますので、ご参加よろしくお願いいたします。

大杉栄全集が完結し、シンポジウム「大杉栄と現代」が開催されることに続き、初期社会主義研究会では、7月例会として、手塚登士雄氏をお招きし、旧淀橋、旧十二荘、柏木、百人町、大久保などを中心に大杉栄、伊藤野枝、堺利彦、幸徳秋水等の住居跡を歩きます。皆様、ふるってご参加ください。なお、年に、3,4回、例会を催す予定です。

集合場所:7月9日(土)13:30  (終了後、懇親会)
新宿駅西口地下通路(旧広場、各線の改札出て)の西口交番前
テーマ:大杉栄ほかゆかりの地を巡る (歩きやすい服装、水分補給にご注意ください)
案内人:手塚登士雄氏(エスペランティスト)
*   12月例会のお知らせ【*終了しました】
12月例会を以下のように、開催いたしますので、ご参加よろしくお願いいたします。

日時 12月26日(土) 午後2時~5時
会場 初期社会主義研究会事務所(平民社資料センター)

発表者 木村政樹氏(東京大学大学院生)
発表題目「雑誌『新社会』と階級論―文藝との接点をめぐって―」
*右の文献を参加者にはあらかじめ読んでいただきたいようです→『新社会』第3巻第1号、1916年9月1日発行
*   3月例会のお知らせ【※終了しました】
3月例会を以下のように、開催いたしますので、ご参加よろしくお願いいたします。

今回は、東京都港区にある友愛労働歴史館で開催される「日本野球の父、日本社会主義運動の父・安部磯雄展」(2015.03.09~2015.07.14) と友愛会常設展を見学し、同館で安部磯雄をめぐって懇談したいと存じます。

日時  3月14日(土) 午後3時に友愛労働歴史館に集合、見学、懇談 5時終了
会場  友愛労働歴史館
  〒105-0014 東京都港区芝2-20-12
友愛会館8F財団法人日本労働会館内
都営地下鉄三田線「芝公園」駅下車、1番出口を出て、まっすぐ徒歩1分。
JR「田町」駅からも、徒歩約10分内

友愛労働歴史館については↓
http://yuairodorekishikan.com/

アクセスについては↓
http://www.mitakaikan.net/access
*   2月例会のお知らせ【※終了しました】
2月例会を以下のように、開催いたしますので、ご参加よろしくお願いいたします。

日時:2月21日(土) 午後3時~5時30分ころ
場所:初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目28番地近藤ビル2階
tel・fax : 03-3259-2864  神保町駅から徒歩3分ほど
電話くだされば、お迎えに行きます。

【報告】山泉進「人権派弁護士・山崎今朝弥が刊行した『解放群書』と雑誌について」

山崎は、1920年代、解放社を主宰、『解放群書』44~45冊を刊行した。
その筆者には、自身のほか、幸徳秋水、石川三四郎、高群逸枝、守田有秋、新居格、
小川未明、青野季吉、中西伊之助、神近市子ほか、多彩な社会運動家、文学者、
翻訳家らがいる。
『明治大学史紀要』発表の新資料等を参考に、これまで解明されなかった『群書』の
全容など、ご報告を伺いたいと思います。

* 『初期社会主義研究』第26号原稿募集中です。3月末日締め切り。
   特集「婦人解放」(仮題)を問わず、論文、エッセイ、資料紹介など
*   『初期社会主義研究』26号 原稿募集
・特集・「婦人解放」(仮題)
・原稿締切   2015年3月31日必着
・刊行予定   年内発刊予定
・送り先 メールの場合  shokishaken@gmail.com 郵送等の場合  研究会事務所へ
・特集テーマに限らず、論文、エッセイ、資料紹介も歓迎です。
編集委員  山泉進 梅森直之 大和田茂 白鳥晃司 田中ひかる 林彰 飛矢﨑雅也 山中千春
   12月例会と忘年会を開催します[※終了しました]
日時  12月23日(火曜 休日) 午後3時~5時30分
会場  初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所       地下鉄神保町駅より徒歩5分内、御茶ノ水駅より徒歩10分       電話 03-3259-2864
報告   クリスティーヌ・レヴィさん 「フランスから見た初期社会主義研究」(仮題)
忘年会  例会終了後、事務所周辺にて  会費4000円くらい
例会場  初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所
千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階
地下鉄神保町駅より徒歩5分内、御茶ノ水駅より徒歩10分
電話 03-3259-2864
*   9月例会のお知らせ[※終了しました]
テーマ 大杉栄の文学論をめぐって―相馬御風との論争を中心に―報告者 大和田 茂・コメンテーター  飛矢﨑雅也
日時  9月27日(土) 午後3時より   神保町の事務所にて
会場  初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所
千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階
地下鉄神保町駅より徒歩5分内、御茶ノ水駅より徒歩10分
電話 03-3259-2864
*   6月例会のお知らせ[※終了しました]
テーマ 『初期社会主義研究』第25号の合評会(終了後、懇親会)
日時  6月28日(土) 午後3時より   神保町の事務所にて
会場  初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所
千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階
地下鉄神保町駅より徒歩5分内、御茶ノ水駅より徒歩10分
電話 03-3259-2864
*   【延期になりました】12月例会&忘年会のお知らせ
*下記の例会・忘年会は、諸事情により、来年に延期になります。
したがって23日は中止となりますので、ご了承ください。

日時  12月23日(月曜 休日) 午後3時~6時
会場  初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所
千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階
地下鉄神保町駅より徒歩5分内、御茶ノ水駅より徒歩10分
電話 03-3259-2864
テーマ  『近代思想』 第1巻10号・11号を読む
報告者  飛矢﨑雅也氏
終了後、周辺で忘年会。ここからご参加の方は、事務所へいらっしゃるか、 電話でお問合わせください。
*   9月例会のお知らせ
テーマ  『近代思想』 第1巻10号を読む
日時  9月28日(土) 午後3時~6時
会場  初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所
千代田区神田神保町1-28 近藤ビル2階       
地下鉄神保町駅より徒歩5分内、御茶ノ水駅より徒歩10分       
電話 03-3259-2864
 
皆様ふるって、ご参加ください。     
*   大杉栄と仲間たち編集委員会編『大杉栄と仲間たち――「近代思想」創刊100年』刊行。

(クリックで拡大します)
2012年10月13日に、初期社会主義研究会・日本社会文学会ほか諸団体共催で開催された「大杉栄と仲間たち―『近代思想』創刊100年記念」集会での登壇者や賛同人、事務局をもとにした本が、ぱる出版より刊行されました。
大杉栄や仲間たち、そして『近代思想』が切り拓いたものは何だったのか。さまざまな分野に携わる24名の執筆者らが、多様な問題提起をしています。
定価 2400円+税
全338頁
問い合わせ先 ぱる出版
【目次】
大杉栄の魅力   瀬戸内 寂聴 9
Ⅰ 大杉栄
「鎖工場を超えて」   梅森 直之 14
「詩人」としての大杉栄   マイケル シャワティ 24
人間大杉栄――諸家回想によるモンタージュ   大澤 正道編 40
大杉栄のジェンダー化した「個人」   クリスティーヌ レヴィ 51
スタイルとしてのアナーキズム――大杉栄における障害(disorder)の問題   飛矢崎 雅也 65
花に舞ふ――死と生の会話   白仁 成昭 84
師復とその弟子たちとの交流   手塚 登士雄 93
大杉栄と上海と極東社会主義者会議   山泉 進 106
Ⅱ 『近代思想』
『近代思想』をおもしろく読む三つの方法   田中 ひかる 118
『近代思想』が生んだもの――思想の提起、その作用と継承と   大杉 豊 129
『近代思想』にみられる大杉栄と堺利彦の距離   小松 隆二 144
大正アナキズムを飾るヴィジュアル・イメージ   足立 元 161
『近代思想』のドラマ批評――「新しい女」をめぐって   村田 裕和 181
プロレタリア文学の出発点として――定説への反措定のための覚書   大和田 茂 198
メディアのなかの『近代思想』   竹内 栄美子 210
Ⅲ 仲間たち
銃声一発   堀切 利高 224
小説を書かなくなった荒畑寒村   鎌田 慧 225
サンジカリズムの受容過程と『近代思想』――荒畑寒村とフランス・サンジカリズム   後藤 彰信 233
無垢という<アイロニイ>――『近代思想』以後の仲間・大石七分   山中 千春 240
野依秀一と大杉栄――雑誌『近代思想』の時代前後   林  彰 259
『近代思想』と堺利彦   小正路 淑泰 270
九月は苦の月――橘宗一少年の墓碑保存運動のいま   竹内 宏一 284
Ⅳ 資料編
大杉栄『近代思想』セレクション(文章選)  290
『近代思想』関係者年譜   冨板 敦編 312
『近代思想』関連日録   冨板 敦編 314
 
あとがき 325
人名索引 334
執筆者紹介 338
※ ぱる出版HP→
※ amazonにも出品されています→
*   6月例会、堀切利高さん追悼会のお知らせ [※終了しました]
【例会】  テーマ 『近代思想』 第1巻8号、9号を読む
日時 6月22日(土)午後3時~6時
会場 初期社会主義研究会・平民社資料センター事務所
千代田区神田神保町1-28近藤ビル2階
地下鉄神保町駅より徒歩5分、御茶ノ水駅より徒歩10分
電話 03-3259-2864
※報告者を決めず、フリートーキングにしたいと思います。目を通してきて下さい。
【堀切利高さん追悼会】
日時 例会後、6時より
会場 「なにわ」
会費 4000円程度
参加者の皆様で、いろいろな思い出を語って下さい。
(こちらから参加の方も、事務所に集合ください)
連絡先 大和田茂
※なにわ(旧HP)→ ◆
*   『初期社会主義研究』第25号 原稿募集  (※会員限定)
1. 特集「グローバリズムと初期社会主義研究」(仮)
・日本の初期社会主義(思想・運動)を国際的視野からとらえなおす
・19世紀以後グローバリズムになかで初期社会主義が果たした役割を検証する
 (自由や平等の理念、非戦論など)
・現在における、海外での(日本)初期社会主義研究の状況を紹介する
・初期社会主義の国際連帯、とりわけ東アジアにおける思想や運動を検証する
2. 小特集「堀切利高さんの業績と追悼」 ・追想・回想文
3. 個別論文・研究ノート・資料紹介(従来通り)
4. エッセイ・書評、等(従来通り)

〔締 切〕      2013年8月31日
※執筆予定の会員は編集委員会宛にご連絡ください(5月中)。
〔刊行予定〕   2013年10月
〔執筆料、等〕  従来どおり
〔編集体制〕   24号を継続(堀切利高氏を除く)
〔発売元〕       ぱる出版
*   5月例会 フィールドワーク  〈大逆事件の跡などを訪ねて〉 [※終了しました]
日時・集合  2013年5月18日(土) 午前10時(厳守)
JR新宿駅南口改札口出たところ (「新南口」ではありません)
主なコース   (変更もあり得ます)
新宿駅南口―千駄ヶ谷平民社跡―正春寺(管野須賀子墓)
―東京監獄市ヶ谷刑務所跡「刑死者慰霊塔」(富久町児童公園)
―青山霊園―友愛労働歴史館(吉野作造展開催中)―有楽町 平民社跡
(解散 午後5時30分ころ)
案 内    大岩川嫩さん 山泉進さん

※ 費用は、交通費(タクシー代含む)、昼食代で自己負担。
※ 少雨決行
※ 参加希望者は、メールで10日までに申し込みを。 (※メールアドレスはこちら→ ◆
*   例会  『初期社会主義研究』第24号合評会  ・  忘年会   [※終了しました]
【1】  例会  『初期社会主義研究』第24号合評会
日 時    2012年12月23日(日) 15:00~17:00
場 所    初期社会主義研究会事務所

【2】  忘年会
合評会後、同日5時半から、神保町「ささ吟」で忘年会を行います。
参加希望者は、12月25日までに、メールで申し込みをお願いします。
会 費    4500円~5000円
申込先    shokishaken@gmail.com
(上のメールアドレスに含まれる文字を、全て半角に変えてお送りください。)

皆様、奮ってご参加ください。
*   大杉栄と仲間たち ― 「近代思想」創刊一〇〇年記念   [※終了しました]

  (クリックで拡大します)  

日 時    2012年10月13日(土) 13:00開場/13:30開演
場 所    明治大学 和泉キャンパス 1号館403教室
(京王線明大前駅より徒歩3分)
講 演    村田裕和
 「『近代思想』のドラマ批評―〈新しい女〉をめぐって」 
足立元
 「大正アナキズムを飾るヴィジュアル・イメージ」 
クリスティーヌ・レヴィ
 「シンボルとしての大杉栄―『近代思想』からアナルコ・サンディカリズム」 
リレートーク 田中ひかる 飛矢崎雅也 山中千春 手塚登士雄
山泉進 竹内栄美子 梅森直之 マイケル・シャワティー ほか

※ 詳細はこちらのホームページもご参照下さい→ ◆
※ 明治大学和泉キャンパスへのアクセスマップはこちら→ ◆

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